【貧富の格差は拡大していく】これからは更に「資本収益>労働収入」になっていく・・・?
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私は現在労働収入を得ながら、投資という「資本収益」も得ようとしている状態です。
ブログをされている方こういった方が結構多いように感じます('ω')ノ
では、なぜに投資をしようと思ったのでしょうか?
労働収入と資本収益
労働収入
労働収入に関しては、皆さんもご存知の通り
「労働を対価に支払われる収入」のことです。
こちらの特徴としては、
収入=時給×労働時間であることです。
収入を増やすためには、
①時給の高い仕事(役職)につく
②労働時間を増やす
この2つを取るしかありません。
言い換えれば、働けばその分だけ確実に収入を得られるということにもなります(/・ω・)/
資本収益
資本から生み出された収入のことです。
例えば、
「株式を買って株価が上昇して利益が出た」→株式投資
「債券の利払いを受ける」→債券投資
「不動産で家賃収入を得る」→不動産投資
などなどたくさんあります。
特徴としては資本からの収益なので、
概ね労働の必要がないor労働に対する対価が大きいことです。
しかし、その反面
値下がりや損失、価格変動のリスクを負うことも必ず必要になってきます。
「r>g」
皆さんは「r>g」という式をご存知でしょうか??
これはトマ・ピケティ氏の著書『21世紀の資本論』に書かれている核心となる数式です。
700ページにも及ぶ超大作で読破するのは結構時間がかかったなあ・・・
ごく簡単に言うと、
「r>g」が今後も続いていくだろうということでした。
この式では、
r=資本収益
g=労働収入なのです。
つまり、資本からの収益は労働収入よりも高いということです。
過去のデータを検証してみると、そのような結果が出てきたよということですね('ω')ノ
格差が広がっていくのか?
経済というものはお金の流れで続いていきます。
お金を使い作ったものを高く売ることで利益が生まれ、
世界規模で継続して行われることで、世界経済は成長し続けています。
この利益は、
一部が資本のためにお金を出した株主へ還元
もう一部が労働者の賃金として還元されます。
このときに、資本に回る分と労働者の賃金となる分が同じくらいなら、
経済成長率≒資本収益率(r)≒労働分配率(g)になるはずでした。
しかしそうはならなかったわけです・・・( ;∀;)
実際のデータを見てみると、
資本収益率は約4%
経済成長率は約1.5%
に落ち着いていたという結果が出たのです!
賃金は経済成長率(1.5%)未満で上昇
投資をした場合は平均4%で上昇
→最低でも年間2.5%の差が複利で現れてくる
これが「r>g」の式の意味です。
あくまでも、最低これだけというだけの話です。
現在の日本は給与が全く上昇しないといっても良いので、
投資をしているのとしていないのでは4%の差が出ると考えてよいでしょう・・・。
30年たったころにはもはや莫大な差が生まれていってしまうことになります。
実際どのくらいの差が生まれるのか
では実際に計算してみましょう。
今回は毎月5万円を投資するかしないかで見てみます
rとgの差が2.5%の場合
10年:元本600万円 投資時680万円
20年:元本1200万円 投資時1550万円
38年:元本2280万円 投資時3780万円
rとgの差が4%の場合
10年:元本600万円 投資時730万円
20年:元本1200万円 投資時1820万円
38年:元本2280万円 投資時5250万円
元本の部分が貯金をした場合のものです。(実際には預金利回りがあります)
働いている間(38年間)に投資をした人と、しなかった人の差は恐ろしく開くのが分かると思います・・・。
たった、4%の違いでも長い時間によって大きな差になるのですな~。
ではこの現実をどうするか
どうするかは、あなた次第です(/・ω・)/
何回も書いていますが、投資は自己責任です。
やるのも、やらないのも自己責任なのです(=゚ω゚)ノ
投資に関して悪いイメージが依然としてあるのは周知の事実でもありますから、仕方ありません。
でも、こういう現実もあるというのも知っていても良いのではないでしょうか?
もし、すこしでも興味を持っていただけたら幸いです。
読むのに挑戦してみますか?
もし難しければ、こちらが分かり易かったですぞ(=゚ω゚)ノ