お金がすべてではない!でもお金は必要だ!!

(旧)金の亡者による全世界投資実践録

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投資目標は実現できる? ーシミュレーションで達成方法を探してみよう!!ー

どうも、亡者です(*'ω'*)

前に記事で、「投資で必要な利率を決定するための3STEP」というものを書きました。

www.moneyispower.site

ここでは、

欲しい金額(投資目的)=元本(投資総額)×年利(複利計算が必要)×運用期間

この4つの項目のうち3つが分かれば残りの項目が導き出せるというもので、

必要な利回りを算出していました。

では、その投資は実現可能かどうかを具体的な金額でシミュレーションしたことありますか?

今回は私を例にシミュレーションしていきたいと思います(*´з`)

私の目標を設定します

さて、ひとまず私の投資における目標(仮)を設定してみます。

目標と投資条件は・・・

子供の教育資金:1000万円程度
老後資金:3000万円(運用益で月10万円を目標)
・住宅資金に関しては不要


・用途別ではなく、期間別で管理していく
・全期間の平均積み立て金額は4.2万円としてみる
年間リターン4%・リスク8%を想定

こんな感じでしょうか(/・ω・)/

この目標設定としては、若干厳しめに立ててみることが重要です。

私が投資で用意するお金は、教育資金と老後資金を想定しています。

基本的に賃貸で一生行くつもりなので、住宅資金は必要ありません。

教育資金

子供2人を想定し大学資金の半分程度を投資で用意するためのものです。

2人とも私立大学であれば800*2=1600万円程度ですから半分である800万円+αを用意したいからです。

教育資金に関してはこちらをご覧ください↓↓
www.moneyispower.site

老後資金
月に10万円程度の収益を目標としています。

年率が4%を想定すると(年120万円)÷0.04=3000万円となります。

投資用途別に資産を管理すると煩雑になりかねないので、

基本的には同じNISAで投資し、期間で区切って運用をしていく予定です。
※NISAとiDeCoは制度上分けられてしまうので、そこだけはやむなしです( ;∀;)

期間別にしてみると・・・

期間別目標

NISA口座
最初の18年間:教育資金1000万円
それ以降運用:老後資金①


iDeCo口座
36年間:老後資金②

老後資金①+老後資金②=3000万円を目指す


このような形になりました。

積立金額

NISA3万円 iDeCo1.2万円としています。

現在の投資額(6万円/月)は恐らく継続できると思いますが、

パートナーの産休・育休などで積立金額が減ることもあると考えています。

そのため、30%ほど少なく試算しております。

想定利率

全世界の平均経済成長率である4%としてみました。

本来であれば資本収益率は6~7%程度になると思われますが、

かなり低めに見積もって4%程度としております(/・ω・)/

では実際に試算してみよう!

毎度のことながら、明治安田アセットマネジメントさんのサイトで試算していきます。
投資シミュレーション|明治安田アセットマネジメント

教育資金

まずは、教育資金です。

運用条件
・投資期間:18年間
・投資金額:3万円/月
・想定年利:4%
・目標金額:1000万円

さて、結果は・・・

中央値で916万円となっています(*´з`)

運用期間がまだ短いので元本割れの可能性が5%程度残りますが、まずまずといえるでしょうか。

利率をかなり低めに設定しているので、目標は十分に達成できるでしょうか。

教育資金に関してはこちらの条件で十分であると思われますな~。

老後資金

次に老後資金です。

運用条件
・投資期間:NISA20年間 iDeCo38年間
・投資金額:NISA3万円/月 iDeCo1.2万円/月
・想定年利:4%
・目標金額:3000万円

NISA運用結果

下位10%~平均的な運用であった場合は800~1000万円となっています(=゚ω゚)ノ

これのみでは足りないようです。

iDeco運用結果

下位10%~平均的な運用であった場合は800~1200万円になっています(=゚ω゚)ノ

これのみでもやはり足りないようです。

NISA+iDeCoの運用結果でいくと・・・

上手くいかなかった場合(下位10%):1600万円
平均的に運用出来た場合(下位50%):2200万円
かなり上手くいった場合(上位10%):3200万円

上位10%で運用できた場合は、目標達成できるということになります( ;∀;)

平均的で運用できた場合でも2200万円程度で800万円不足しています・・・。

目標達成できなかった場合は修正しよう!

先ほどの話で言えば、800万円の不足を補うために修正が必要になります(/・ω・)/

どのように修正するかですが、3つ候補があります。

私のおすすめ順としては、

①運用期間を延ばす
②積立金額を増やす
③利回りを増やす(値動き=リスクも増える)

この順でしょうか。

運用期間を延ばす

修正として、運用期間を伸ばした場合はどうなるでしょうか・・・

先ほどの運用結果(平均):2200万円
運用を +5年した場合の結果(平均):3000万円
運用を+10年した場合の結果(平均):3900万円

運用期間を5年延ばせば、平均的な運用で目標を達成できる形になります(=゚ω゚)ノ

積み立て金額を増やす

次に積み立て金額を増やしてみます。

先ほどの運用結果(平均):2200万円
積み立て金額を毎月+1万円した場合の結果(平均):2600万円
積み立て金額を毎月+2万円した場合の結果(平均):3000万円

毎月+2万円積み立てる(6.2万円/月の積み立て)様に修正すると目標達成になります。

ただ、増額できない人という人もいるので限度があるのかもしれません(*´з`)

利回りを増やす

次に運用利回りを増やしてみます。

先ほどの運用結果(平均):2200万円
運用利回りを5%にした場合の結果(平均):2500万円
運用利回りを6%にした場合の結果(平均):3000万円

運用利回りを6%にできた場合に目標達成となります。

ただ、利回りを上げるとリスクも上がるので運用が不安定になる可能性もあります。

また、利回りが上がったとしても運用期間が長くならないと差が出てこないので、

これを真っ先に行うのはあまりお勧めできません・・・。

私が選択した目標達成になる運用条件はこれだ!!

積み立て金額や利回りは変更せずに運用期間を5年~10年延ばす

そもそも私は一生投資をするつもりなので、

20年くらい運用期間を上乗せできます(´っ・ω・)っ

自分のシミュレーションをやってみると必要な運用条件がわかる

今回は私のシミュレーションをやってみましたが、

やはり修正する必要がある部分が出てきました。

意外に具体的にシミュレーションして足りるかどうかを知らない人って多いのではないでしょうか?

投資を行う上で、「どこに向かうべきなのかを知っているか」は「継続できるかどうか」に密接に関わっています。

なので、なるべく早くシミュレーションをしてみることをお勧めします(*´з`)

シミュレーションの仕方

①目標を設定する(なるべく厳しく見積もる)
②シミュレーションしてみる(具体的に運用試算してみる)
③自分の目標と比較する
④必要なら修正を加える(運用期間・運用金額など)
⑤どうしても無理なら、目標を下げる

どうしても無理なら目標を下げることも考慮しましょう(/・ω・)/

なるべく早く投資し始めることで運用期間を延ばせるので、1番お勧めです(*'ω'*)

さあ、みんなもシミュレーションしてみよう!!

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